それぞれの指数の特徴と関係は?
Yahooファイナンスアプリより
東証株価指数(TOPIX)とは
Yahooファイナンスアプリより
TOPIX は東証一部に上場している 全銘柄(2000銘柄以上)を対象とした指標 です。
1968年にTOPIXの公表が始まり、この年の1月4日時点の東証一部の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものが現在のTOPIXの数値となっています。
日経平均株価とTOPIXの違い
日経平均株価は株価が高い銘柄の影響が強く、TOPIXは時価総額の高い銘柄に影響を受ける
日経平均株価 構成比率トップ10
ファーストリテイリング(9983)8.77% |
東京エレクトロン(8035)7.46% |
ソフトバンクグループ(9984)4.85% |
ダイキン(6367)2.98% |
ファナック(6954)2.76% |
リクルート(6098)2.69% |
アドバンテスト(6857)2.49% |
KDDI(9433)2.43% |
テルモ(4543)2.38% |
信越化(4063)2.38% |
時価総額ランキング
トヨタ自動車(7203)約34.3兆円 |
キーエンス(6861)約18.1兆円 |
ソニーグループ(6758)約18兆円 |
リクルート(6098)約12.8兆円 |
ソフトバンクグループ(9984)約11.8兆円 |
日本電信電話(9432)約11.6兆円 |
東京エレクトロン(8035)約9.9兆円 |
三菱UFJ(8306)約8.5兆円 |
信越化(4063)約8.4兆円 |
日本電産(6594)約8兆円 |
日経平均株価とTOPIXの相対的な強さを表す「NT倍率」とは
日経平均株価とTOPIXの関係を表す指標を 「NT倍率」 といいます。両者の頭文字からNT倍率と名付けられています。
NT倍率は日経平均株価をTOPIXで割り、算出します。
直近5年間では約 12.5倍~15.5倍 で推移しています。
NT倍率が上昇しているときは、日経平均株価の方がTOPIXよりも強いことがわかります。
【日経平均とTOPIX】日本の主要株価指数ってどれを見たらいいの?
(株価指数ラインナップ:日本取引所より一部抜粋)
日経平均株価
東京証券取引所一部に上場する225銘柄を選定し、その株価を使って算出する株価 指数
「225銘柄の株価の合計 ÷ 225 =日経平均株価」
しかし、この計算式だと株式分割などの 株価に影響する行為 が起こると正しい数値が出せなくなるため、実際にはこの計算式では計算されておらず、「みなし額面による調整」と「除数の修正」が加えられ、日経平均株価が算出されています。
225銘柄の株価の合計 ÷ 24.917 =日経平均株価
この計算式は覚えないまでも、「単純に225銘柄の株価の合計を225銘柄で割ったわけではない」修正された株価指数であると覚えておけば良いでしょう。
TOPIX(東証株価指数)
TOPIX(Tokyo Stock Price Index)は
東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄を対象とする株価指数
算出時点の構成銘柄の時価総額(浮動株を反映した時価総額)/基準時価総額×100
日経平均とTOPIXって何が違うの?
日経平均株価 | TOPIX(東証株価指数) | |
対象 | 東証第1部 | 東証第1部 |
採用銘柄数 | 225銘柄 | 全銘柄(2,160銘柄) |
変動の影響を受けやすい株 | 外需株 値がさ株 | 内需株 時価総額の大きい株 |
日経平均株価÷TOPIX(東証株価指数)
この倍率が上昇しているときは日経平均株価の上昇率がTOPIXの株価の上昇率より高いことがわかり、逆にこの倍率が下落しているときは日経平均株価の下落率が、TOPIXの下落率より高いと判断することが出来ます。
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【市況】 【↓】日経平均 大引け| 大幅続落、景気減速懸念で半導体関連が売られる (6月30日)日経平均株価とTOPIX
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価
始値 26753.28
高値 26753.28(09:00)
安値 26324.31(14:日経平均株価とTOPIX 44)
大引け 26393.04(前日比 -411.56 、 -1.54% )
売買高 13億6402万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆2144億円 (東証プライム概算)
1.日経平均は大幅続落、2万6000円台前半まで水準下げる
2.米国株はNYダウが小高く引けたものの景気後退懸念高まる
3.朝方発表の鉱工業生産は予想を大幅に下振れリスクオフ拍車
4.半導体関連銘柄などの下げが目立ち、全体相場を押し下げる
5.値下がり銘柄数は1300超、プライム市場の7割を占める
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 、キッコマン 、武田 、塩野義 、大成建 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約8円。うち4円は第一三共1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク 、ファナック 、アドテスト 、SBG 、ファストリ 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約149円。
△サニーサイド [東証P] 日経平均株価とTOPIX
22年6月期の業績上方修正と自社株買い実施を好感。
△データHR [東証G]
ディーエヌエ [東証P]が1株につき2200円でTOB。
△エネチェンジ [東証G]
新EV充電ブランドへ最大300億円投資を発表。
△サスメド [東証G]
世界初のブロックチェーン技術を活用した治験実施へ。
△リボミック [東証G]
「TGF-β1」アプタマー併用療法で抗がん剤の作用延長を確認。
△シダックス [東証S]
オイシックス [東証P]が26.5%相当の株式取得へ。
△三陽商 [東証P]
第1四半期経常は5億9300万円の黒字に浮上。
△三共興 [東証S]
300万株を上限とする自社株買い実施へ。
△サンリオ [東証P]
アリババ集団のグループ企業とライセンス契約締結。
△レオパレス [東証P]
東証が猶予期間入り銘柄の指定を解除。
▼アクシージア [東証G]
上海ロックダウンの影響で2~4月期営業益18%減。
▼東エレク [東証P]、レーザーテク [東証P]
市場成長鈍化見通しで半導体製造装置関連が軒並み安。
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【株基礎(2)】日経平均株価、TOPIX、JPX日経400とは?
株☆基礎
株価指数とは?
ところで、東証 (東京証券取引所) にはどれくらいの企業が上場しているの?
現在(2021年4月現在)、東証1部に2,191銘柄、東証2部に474銘柄。
マザーズ356銘柄、ジャスダック(スタンダード)666銘柄、ジャスダック(グロース)37銘柄の企業が上場しています。
(「銘柄 (めいがら) 」とは、証券取引所で売買されている会社の株式(企業名)のことです)。
「日経平均株価 (にっけいへいきんかぶか) 」や「TOPIX (トピックス) 」ということばを聞いたことがありませんか?
「日経平均株価」や「TOPIX」は、日本の景気を判断する株式市場の代表的な「株価指標 (かぶかしひょう )」で、市場全体の動きをあらわしています 。
(株価指数 (かぶかしすう) 、指数、インデックス、市場平均、ベンチマークともいわれます)。
「株価指標」とは、株式の投資価値を判断(比較・評価)する上で活用するさまざまな尺度 のことです。
(株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)など (←後ほど説明しますね) )
「株価指数」とは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きをあらわすものさし(株式市場全体の動向を示す指標) です。
ある時点の株価を基準(100)として、その後の株価の変動(増減)を百分比であらわします。
これによって株価の動きを長期的に評価することができます。
日経平均株価(日経225)とは?
「日経平均株価」とは、日本経済新聞社 (日経新聞社) が東証1部上場企業の中から選らんだ日本の各業界を代表する主要225銘柄の株価の平均のこと。「日経225 (にっけいにーにーご) 」ともいわれます (単位は円) 。
また、日経平均株価(日経225)は定期的に(年に1回)見直され、10月に銘柄の入れ替えがおこなわれています(225銘柄は構成銘柄や採用銘柄ともいわれます)。
TOPIXとは?
株式市場の代表的な指標として、日経平均株価(日経225)の他にもうひとつ「TOPIX」というものがあります。
「TOPIX」とは、東証株価指数 (とうしょうかぶかしすう) Tokyo stock Price Indexの頭文字で、東証1部に上場している全銘柄を対象とした株価指数(時価総額の変動を示す指標) のこと です。
1968年(昭和43年)1月4日を基準日とし、その時価総額(8兆6020億1154万円)を100として上場株式の時価総額から算出されます。
TOPIXは指数化したポイント(小数点以下第2位まで)で表示されます 。
「時価総額 (じかそうがく) 」とは、上場企業の価値をあらわす指標のひとつで、上場株式がどの程度の規模なのかを示すもの です。
時価総額は、発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出します 。
株価に連動するため、市場の評価による企業の価値と考えられているんですよ。
企業の利益や資産が大きいほど時価総額は高くなるんだね!
JPX日経400とは?
なぜなら、日経平均株価(日経225)の場合、構成銘柄が東証1部の225銘柄のみで、一部の値がさ株 (株価の高い銘柄) の影響を受けやすいからです(上位5銘柄だけで全体の約25%を占め、上位3銘柄(ファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンク)の値動きだけで大きく変動してしまいます)。
そこで登場したのが「JPX日経400 (ジェーピーエックスにっけいよんひゃく) 」です!
「JPX日経400」とは、JPXグループ (日本取引所グループと東京証券取引所) と日本経済新聞社が共同で、2014年1月6日から公表をはじめた新たな株価指数(=「JPX日経インデックス400」)です。
「JPX日経400」は、東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックに上場する企業の中から選らばれた優良企業400社 (投資家にとって投資魅力の高い会社) で構成されています 。
指数が特定の銘柄に偏らないように、採用する銘柄の構成比率の上限を1.5%として調整されています(「浮動株調整時価総額加重型」)。
過去3年間の営業利益 (企業の主な営業活動から発生する利益) の合計、ROE (自己資本利益率:どのぐらい効率的に利益を上げられたかを示す指標(←後ほど説明しますね)) 、時価総額の3つの指標で成績のよい400銘柄が選らばれています。
(過去3年の利益が基準なので将来性については考慮ができないという面があります)
【株基礎(2)】日経平均株価、TOPIX、JPX日経400とは?
株☆基礎
株価指数とは?
ところで、東証 (東京証券取引所) にはどれくらいの企業が上場しているの?
現在(2021年4月現在)、東証1部に2,191銘柄、東証2部に474銘柄。
マザーズ356銘柄、ジャスダック(スタンダード)666銘柄、ジャスダック(グロース)37銘柄の企業が上場しています。
(「銘柄 (めいがら) 」とは、証券取引所で売買されている会社の株式(企業名)のことです)。
「日経平均株価 (にっけいへいきんかぶか) 」や「TOPIX (トピックス) 」ということばを聞いたことがありませんか?
「日経平均株価」や「TOPIX」は、日本の景気を判断する株式市場の代表的な「株価指標 (かぶかしひょう )」で、市場全体の動きをあらわしています 。
(株価指数 (かぶかしすう) 、指数、インデックス、市場平均、ベンチマークともいわれます)。
「株価指標」とは、株式の投資価値を判断(比較・評価)する上で活用するさまざまな尺度 のことです。
(株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)など (←後ほど説明しますね) )
「株価指数」とは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きをあらわすものさし(株式市場全体の動向を示す指標) です。
ある時点の株価を基準(100)として、その後の株価の変動(増減)を百分比であらわします。
これによって株価の動きを長期的に評価することができます。
日経平均株価(日経225)とは?
「日経平均株価」とは、日本経済新聞社 (日経新聞社) が東証1部上場企業の中から選らんだ日本の各業界を代表する主要225銘柄の株価の平均のこと。「日経225 (にっけいにーにーご) 」ともいわれます (単位は円) 。
また、日経平均株価(日経225)は定期的に(年に1回)見直され、10月に銘柄の入れ替えがおこなわれています(225銘柄は構成銘柄や採用銘柄ともいわれます)。
TOPIXとは?
株式市場の代表的な指標として、日経平均株価(日経225)の他にもうひとつ「TOPIX」というものがあります。
「TOPIX」とは、東証株価指数 (とうしょうかぶかしすう) Tokyo stock Price Indexの頭文字で、東証1部に上場している全銘柄を対象とした株価指数(時価総額の変動を示す指標) のこと です。
1968年(昭和43年)1月4日を基準日とし、その時価総額(8兆6020億1154万円)を100として上場株式の時価総額から算出されます。
TOPIXは指数化したポイント(小数点以下第2位まで)で表示されます 。
「時価総額 (じかそうがく) 」とは、上場企業の価値をあらわす指標のひとつで、上場株式がどの程度の規模なのかを示すもの です。
時価総額は、発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出します 。
株価に連動するため、市場の評価による企業の価値と考えられているんですよ。
企業の利益や資産が大きいほど時価総額は高くなるんだね!
JPX日経400とは?
なぜなら、日経平均株価(日経225)の場合、構成銘柄が東証1部の225銘柄のみで、一部の値がさ株 (株価の高い銘柄) の影響を受けやすいからです(上位5銘柄だけで全体の約25%を占め、上位3銘柄(ファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンク)の値動きだけで大きく変動してしまいます)。
そこで登場したのが「JPX日経400 (ジェーピーエックスにっけいよんひゃく) 」です!
「JPX日経400」とは、JPXグループ (日経平均株価とTOPIX 日経平均株価とTOPIX 日本取引所グループと東京証券取引所) と日本経済新聞社が共同で、2014年1月6日から公表をはじめた新たな株価指数(=「JPX日経インデックス400」)です。
「JPX日経400」は、東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックに上場する企業の中から選らばれた優良企業400社 (投資家にとって投資魅力の高い会社) で構成されています 。
指数が特定の銘柄に偏らないように、採用する銘柄の構成比率の上限を1.5%として調整されています(「浮動株調整時価総額加重型」)。
過去3年間の営業利益 (企業の主な営業活動から発生する利益) の合計、ROE (自己資本利益率:どのぐらい効率的に利益を上げられたかを示す指標(←後ほど説明しますね)) 、時価総額の3つの指標で成績のよい400銘柄が選らばれています。
(過去3年の利益が基準なので将来性については考慮ができないという面があります)
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