フィボナッチ・リトレースメントを新しい親波にあてることになります。
フィボナッチ・タイムゾーンとは?基本と傾向【FXテクニカル分析】
ライントレード
フィボナッチ数列を利用した、
フィボナッチライン Time Zone の基本と傾向を知り、
FXテクニカル分析に活かしましょう。
フィボナッチ「Time zone」タイムゾーンとは?
Time Zone は「時間軸」を対象にして、時間軸にフィボナッチラインを表示し、
「どの辺(期間)で転換点を迎えるか?」という予想や、
「どの辺(期間)が天井、底値になるか?」といった予想に使うフィボナッチラインです。
フィボナッチ「タイムゾーン」の基本
タイムゾーンを表示するときの基本は
1つの大きな波の時間軸を結んで表示させます。
大きな波の幅(時間軸)を結びます。
フィボナッチ「タイムゾーン」使い方
フィボナッチラインは「リトレースメント」で紹介しているように「黄金比」です。
【今回、底から天井(天井から底)に到達した時間(幅)は○○くらい掛かった。
では次に「天井もしくは底」に到達するのは、あの辺りの時間軸ではないか?】
タイムゾーンを表示すると
「あの辺りでトレンドが転換するかもしれない」という予想ができます。
画像をみると、最初の幅に「タイムゾーン」を引いた後の、
3本目、4本目のライン辺りでは、勢いが無くなったり「転換(底打ち、頭打ち)」しています。
このように「大きく動き出すところの目安」になったり、
「転換の目安」「天井、底の目安」になります。
フィボナッチは目安なので、今後の予想や他のサインのサポート(重複)に使いましょう。
軟調な日米株式市場の今後は?テクニカル分析目線で予測【2022年6月】
上記はS&P500指数の月足チャートです。
日経平均株価(月足)
続いて日経平均株価をチェックします。
トレーディングでフィボナッチ
日経平均株価ではRSIは50以上の水準で維持しており、ストキャスティクスも一度売られ過ぎの水準に到達してから、再度反発してきているという状態です。
S&P500(週足)
週足のRSIは売られ過ぎの水準にまでは到達していませんが、ある程度調整が進んでいる状況です。もう少し下落したタイミングがいい押し目となりそうなため、調整する余地はまだあると言えるでしょう。
日経平均株価(週足)
次に日経平均株価の週足チャートです。
日経平均株価の週足を見るとRSIも横ばいとなっており、ストキャスティクスも中心あたりで推移しているため、オシレーターを見る限りは買いの水準かどうかを判断するのは難しい位置です。
S&P500(日足)
50日単純移動平均線と200日単純移動平均線を表示させています。
日経平均株価(日足)
次に日本株ですが、S&P500指数と同様にデッドクロスはしているものの、下落圧力は米国と比較して強い動きにはなっていません。元々日本株自体の上昇幅が米国と比較して弱かったという面もあり、上昇幅が元々小さかった分、下落幅も小さいという考え方もできるでしょう。
フィボナッチ・リトレースメントを使って「〇年以来の高値」の折り返しを見抜け!
テクニカルについて思うこと
ドル円の急上昇、ここからの「折り返し」についてです。
分かりたければ「フィボナッチ・リトレースメント」を使いましょう、ということについて今回は触れたいと思います。
フィボナッチ・リトレースメントについて、またそれ以外の場合
フィボナッチ・リトレースメントについて(そもそも)
本来的には「戻るとしたらここまで戻るだろう」、としてスイング値幅の38.2%や50%や61.8%に注目して押し目買い、戻り売りするためのインジケーターです。
移動平均線を使うと:後知恵になりがち
6期間SMAをチャートに入れてみると、どうも上昇し続けている間は一度も6SMAを下回っていませんし、3営業日連続下げたあたりで6SMAを割っていて、その後もなんだか上昇の勢いが落ちた⇒潮目が変わったように見えます。
…とまあ、これ以上話す必要もないです。6SMAが当てはまる、というのはただの後知恵です。
ダウ理論の場合:ボラティリティを捉えられない
またダウ理論の特徴として、意識される価格帯は分かるが、「今この瞬間の相場のボラティリティ」を見抜けないという弱点があります。(と思ってます。)
1時間足チャートを使ったFX初心者のトレード練習方法【超基礎編】
あきチャン動画学習ノート
まずは親波(支配波)を特定する
現在のレートは緑○として、まず最初に親波(支配波)を見つけます。
そのために高値と安値を特定します。高値は画像のように
現在のレートから左に辿っていって高値①を見つけます。
次に安値ですが、①の高値は②から来ていますので、②を暫定安値とします。
③が②よりも下にありますので、③が安値となります。
よって高値①から安値③への波が親波となります。
※管理人 もし②よりも下の安値が無ければ②が安値となりますので、親波は②⇒①となります。
レジスタンスラインとサポートラインを引く
親波の高値と安値に水平ラインを引きます。
高値はレジスタンスライン、安値はサポートラインとなり、親波の中を小波が動いている(はらんでいる)という状況を掴みます。
レジサポラインでは7:3で跳ね返される認識を持つ
親波のレジスタンスラインとサポートラインは強力だという認識を持つことが大切になります。 トレーディングでフィボナッチ
あきチャン先生によると、 「上昇して行ったらレジスタンスラインで、下落して行ったらサポートラインで、それぞれ7:3の確率で跳ね返されると考えるのが良い」 としています。
フィボナッチをあてる
親波にフィボナッチ・リトレースメントをあてます。 左から右へ 引っ張ります。今回の場合は高値から安値へ引っ張ることになります。
そして、ミドルラインとしてフィボナッチ50%にラインを引きます。
フィボナッチ・リトレースメントの採用数値
あきチャン先生がフィボナッチ・リトレースメントに設定している数値は、低い方から順に
「0 11.4 23.6 27.2 38.2 50 61.8 72.8 76.4 88.6 100」%となります。
フィボナッチ23.6~76.4%がトレーディング・ゾーン
フィボナッチと言えば黄金比の61.8%ですが、今回の場合で最も重要な数値は、23.6~27.2(ゾーン)と72.8~76.4(ゾーン)になります。
そして2本のピンクの水平ラインの間が 「トレードするべきゾーン」となります。
チャートパターンを作るゾーン「頭と尻尾はくれてやれ!」
一方で23.6~27.2のピンクラインからフィボナッチ0%のサポートラインまでは 底値圏のチャートパターンのゾーン 、72.8~76.4のピンクラインからフィボナッチ100%のレジスタンスラインまでの 天井圏のチャートパターンのゾーン の2箇所は、投資格言の「頭と尻尾はくれてやれ」の頭と尻尾の部分になります。
ネックライン
チャートパターンを作るということは、それに伴ってネックラインが出来ることになりますが、それがピンクのラインとなります。
トレードのシナリオ
トレードを行うのはフィボナッチ23.6~76.4%の間となります。
2本のピンクのライン間を、下落か上昇かの2つが基本となります。
ネックラインへの戻りからショート
追いかけられる値幅は、フィボナッチ23.6%のピンクのネックラインまでです。これより下は底値圏のチャートパターンを見極めるゾーンとなります。
ネックラインへの押しからロング
親波のレジスタンスライン、サポートラインをブレイクした場合
親波(支配波)の高値のレジスタンスライン、安値のサポートラインをブレイクした場合はどうするのでしょうか。 トレーディングでフィボナッチ
フィボナッチ100%のレジスタンスラインをブレイクした場合を例にすると、現状の親波をベースにしたままフィボナッチ100%がサポートライン、200%がレジスタンスラインとなり、ブレイクする前と同様に123.6~~176.4%の間がトレーディングゾーンとなります。
または、親波の高値がブレイクされたので、次の親波を探すことになり、
フィボナッチ・リトレースメントを新しい親波にあてることになります。
軟調な日米株式市場の今後は?テクニカル分析目線で予測【2022年6月】
上記はS&P500指数の月足チャートです。
日経平均株価(月足)
続いて日経平均株価をチェックします。
日経平均株価ではRSIは50以上の水準で維持しており、ストキャスティクスも一度売られ過ぎの水準に到達してから、再度反発してきているという状態です。
S&P500(週足)
週足のRSIは売られ過ぎの水準にまでは到達していませんが、ある程度調整が進んでいる状況です。もう少し下落したタイミングがいい押し目となりそうなため、調整する余地はまだあると言えるでしょう。
日経平均株価(週足)
次に日経平均株価の週足チャートです。
日経平均株価の週足を見るとRSIも横ばいとなっており、ストキャスティクスも中心あたりで推移しているため、オシレーターを見る限りは買いの水準かどうかを判断するのは難しい位置です。
S&P500(日足)
50日単純移動平均線と200日単純移動平均線を表示させています。
日経平均株価(日足)
次に日本株ですが、S&P500指数と同様にデッドクロスはしているものの、下落圧力は米国と比較して強い動きにはなっていません。元々日本株自体の上昇幅が米国と比較して弱かったという面もあり、上昇幅が元々小さかった分、下落幅も小さいという考え方もできるでしょう。
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