トレードを学ぶ

実質コストがもっとも安いファンドは

実質コストがもっとも安いファンドは

運用益が非課税で受け取れ、掛金が全額所得控除になるiDeCoは老後資金形成の力強い味方です。

ゆうちょのつみたてNISAがおすすめできない理由【メガバンクも同じ】

これからNISAを始めるけど
どこで始めたらいいかわからないよ
という方になにか一つでも参考になれば幸いです.

では、まずは
つみたてNISAのメリットを見てます。
ちなみにNISA制度はどこの金融機関を利用しても同じメリットが享受できます。

つみたてNISAのメリット

年間最大40万円を
最長20年間にわたって非課税運用可能 です。

▼非課税というのは?
本来
株などの売却益には税金がかかります

所得税15%+住民税5%+復興税0.315%

合計 実質コストがもっとも安いファンドは 20.315%の税金
これが、かからないということです。

噛み砕くと
100万円投資して
最終200万円になった場合
利益100万円の20.315%
つまり20万3,150円が申告分離課税で源泉徴収されるんです。

また
つみたてNISAは
数ある投資信託やETFから
自分にピッタリなものを選んで購入できます。

ゆうちょ銀行で
つみたてNISA口座を開設した場合
購入できる銘柄がすくなく
しかも年間信託手数料がやけに高いファンド しか取り扱いがありません(-_-;)

ゆうちょ銀行のつみたてNISAの取り扱い銘柄一覧

ファンド 信託手数料
つみたて日本株式(TOPIX) 0.198%
つみたて先進国株式 0.22%
つみたて新興国株式 0.374%
JP4資産均等バランス 0.242%
野村6資産均等バランス 0.242%
つみたて8資産均等バランス 0.242%
野村資産設計ファンド 0.462%
セゾン資産形成の達人ファンド 1.35%±0.2%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.61%±0.02%

一番候補になりそうなのは
三菱UFJ国際-つみたて日本株式は 実質コストがもっとも安いファンドは
手数料が0.198%
その次の
つみたて先進国株式
手数料が2.2%

双方ともに
2017/8/16日設定で、
国内が純資産44億円
先進国株式が95億円(20/01/22時点)

一方でネット証券のつみたてNISAで
一番候補になりそうなファンドだと
米国インデックス投信の
SBI・バンガード・S&P500 今いい感じなんですが
これの 信託手数料は0.0938%
2019/09/26にスタートしてますが
すでに純資産124億 です。

取扱銘柄が少なく
信託手数料も純資産額も納得できるファンドが見つけることができないのは
おおきなデメリット です。

ゆうちょ銀行でNISA口座を開設するメリットがまったくないわけではありません。

ゆうちょでつみたてNISAを開設するメリット→担当さんと対面で話せる安心感

では、
ゆうちょで NISA口座を開設するメリットはなんでしょうか?

やはり、
担当の方と対面で話しながら選べる
相談できる事

ゆうちょ銀行の普通口座と連携しているので
お金の出し入れがカンタン という事もあります

ですが
やはり、
ネットで検索できる環境がある
(この記事が読める)なら

信託手数料が安く
純資産額が多く安定した商品から
選べる
ネット証券を利用したほうがメリットは大きいかもしれません。

ネット証券だとお金の出し入れがややこしいイメージありますが
実は
つみたての際の
銀行引き落としも無料ですし
出金先として登録している口座への出金も無料です。

ネット証券と比較した
メリットとデメリットの関係は
他のメガバンク系のNISA口座に関しても同じことが言えます。

メガバンク系NISAも全滅?

やっぱり、取り扱いファンドが少ないです。
SMBCにいたっては3つのみ。
また信託手数料が0.275%~
とにかくインデックスファンドとして高い です。

といろいろな無料を全面にだしてますが
それはどこでやっても同じ です。

加えて
解約手数料
信託財産留保額
こういったものも基本的につみたてNISAで選ぶファンドは無料です。

気にする手数料は
信託手数料のみ と考えて問題ないです。

あと気になったのは
プロが運用するアクティブファンド!
とかは絶対やめておいたほうがいいです。

インデックスファンドのドルコスト投資は
私達が選べる最善の1手で有ることに間違いはない です。

▼インデックスファンドの特徴
・国内?米国?欧州?新興国?全世界?

▼信託手数料
インデックス投資が有利な理由の一つは
手数料が安いからです。

インデックスファンドの手数料は 実質コストがもっとも安いファンドは
高くても0.16%
やすいと0.1%を切るものが普通に選べます。

そしてインデックスファンドの選択基準は
信託手数料の安さが9割なので
手数料が安いと自然と人気とファンドの規模を示す
純資産額が増えていきます。

▼純資産額
人気度とファンドの規模が反映されます。

メガバンクやゆうちょ利用だとファンドの選択肢が限られてしまうので本当に納得いくものを選ぶのが難しい です。

ネットでポチポチ設定するのはめんどくさい難しい
担当の方と直接対面して口座設定するほうが安心で良い
という意見ももっともです。

どの方法を利用するにしろ
この NISAという税制優遇措置を受けつつ投資をスタートすることは私達にとってメリットが大きい です。
また投資ビギナーに限らず投資する人間にとって
インデックスファンドを利用したドルコスト平均法の投資手法が最善の一つであることは間違いありません。

・【一つだけならココ】SBI
楽天と同じく手数料が安いです。
50万円までなら売買手数料無料の定額プランもあります(単元未満株除く)
また、海外ETFのドルコストは唯一ここだけです。
単元未満株の取り扱いもあります。

使いやすいです。チャートも銘柄検索も。
米国株やETFの円決済可能(スプレッド25銭かかりますが)でとっつきやすい。
単元未満株が買えない。

・マネックス証券
単元未満株OK
米国株購入はトレードステーションでこれがちょっと初見分かりづらいです。
僕は昔から使っていますが
売買手数料が群を抜いて高いです。
が、株のスクリーニングなど無料で使えるツールが便利。

・【手数料のやすさは群を抜いている】DMM 株
ほぼ手数料横並びの中で
売買手数料が群を抜いてやすいです。
また、米国株円決済と手数料無料の2点で
米国ETFの購入口座として現在最有力です。
ただしドル決済は無し 実質コストがもっとも安いファンドは
単元未満株は買取請求のみ

単元未満株を大量購入するなら候補になります。
月額50万円までならどれだけ売買しても200円のみしかかかりません。
ワン株(マネックス)やS株(SBI)などの単元未満株では定額プランはありませんので
どうしても最低手数料がネックになって手数料が割高になります。
ですので単元未満株を大量に手数料無料で買うならネオモバが最良です。
毎月取引してなくても200円かかり続けるのがネックですが
この200円はポイント還元されて次の株式購入に当てれるので実質は無料です。

iDeCoの運用利回り・利率とは?運用益非課税の効果をシミュレーション!

iDeCoの運用利回り・利率とは?運用益非課税の効果をシミュレーション!-サムネイル画像


投資をする際に知っておくべき基礎知識として、以下の用語を押さえておきましょう。

iDeCoで資産運用するにあたって、もっとも意識すべきなのが「 運用利回り 」です。運用利回りによって、将来もらえる資産が多くなったり少なくなったりします。

将来の目標資産額を明確にし、その目標を達成するのに必要な「運用利回り・積立額・運用年数」を計算することが大切です。

利率と利回りの違い

利率 とは、債券や預金に使われる指標です。債券の投資金額(元本)もしくは預貯金額に対して、毎年受け取る利息(利子)の割合がいくらかを表します。

利回り とは、投資金額に対して得られる収益の割合を指す用語です。「リターン」もしくは「トータルリターン」とよばれることもあり、投資全般の実績を表すのに使われます。

  • 売却した際に得られる譲渡損益
  • 運用次第で投資家へ分配・還元される分配金

一般的に、1年間に得られた収益の割合「 年利回り 」を利回りといいます。金融商品を購入する際には、この利回りが重要な指標となります。きちんと理解しておきましょう。

  • 利率:債券や預金によって得られる利息(利子)の収益率
  • 利回り:投資によって得られる総合収益率

運用利回りと実質利回りの違い

運用利回り

運用利回り とは、年何%で資産を運用できたかを表す数値です。さまざまな資産運用の実績を表します。一般的に、運用利回りが高い金融商品はリスクも高くなる傾向がありますので、注意が必要です。

実質利回り

そのため、表面利回りだけで投資信託を選んでしまうと、実際に運用した際に想定利回りと違うという事態が起こります。iDeCoの運用商品を選ぶときは、表面利回りではなく 実質利回り をチェックしましょう。

  • 表面利回り:手数料や信託報酬、税金などを加味していない
  • 実質コストがもっとも安いファンドは
  • 実質利回り:手数料や信託報酬、税金などを加味している

iDeCoの利回りの計算方法

iDeCoは インフレ やデフレの影響を受けて、将来受け取る資産の価値が変動します。そのため、利回りを重視して投資商品を選ぶ必要があります。

iDeCoの 運用目標 を立てる上で重要な指標は下記の3つです。

運用利回り2%4%
最終的な資産額約496万円
約699万円

iDeCoにおいては「想定利回りを上回る運用利回りをあげられるかどうか」がとても重要になります。利回り次第で、毎月の積立金額も将来受け取れる金額もまったく違ってくるからです。

iDeCoの運用利回り1%・3%・5%の場合を比較シミュレーション!


積立額と運用期間を一定にし、iDeCoの運用利回りを変えた3パターンで比較シミュレーションを行いました。毎月1万円を積み立てて、30年運用したときの差をみてみましょう。

リスクの回避を優先し、元本を保証したい」という方は、運用利回り 1% の投資商品を選びましょう。

合計金額4,実質コストがもっとも安いファンドは 196,282円
積み立て元金3,600,000円
節税額1,080,000円
運用益
596,282円

運用利回り1%で月1万円を30年間積み立てると、約11.9万円の節税効果があり、合計で約419万円になります。目標金額にもよりますが、老後資金としてはまだ足りないでしょう。

会社員の場合、拠出上限の23,000円を積み立てると、30年間で約965万円の老後資金を用意できます。低リスクの運用をしたいなら、 積立金額 や運用期間 を増やすことを検討しましょう。

運用益はほしいが、安全な運用を行いたい」という方は、運用利回り 3% の投資商品を選びましょう。

合計金額5,827,369円
積み立て元金3,600,000円
節税額1,080,000円
運用益2,227,369円

運用利回り3%で月1万円を30年間積み立てると、約44.5万円の節税効果があり、合計で約582万円になります。

運用利回り1%と比較すると、30年間で163万円ほど多い資産が形成できます。目標金額にもよりますが、 余裕ある老後生活 には足りないでしょう。

iDeCoでの平均利回りは3~5%です。3%は 妥当 な想定利回りといえます。市場の環境やリスク許容度を考慮しながら、定期的に資産配分の見直しを行い、計画的に資産運用しましょう。

リスクは承知の上で、積極的な運用をしたい」という方は、運用利回り 5% の投資商品を選びましょう。

合計金額8,322,586円
積み立て元金3,600,000円
節税額1,080,000円
運用益4,722,586円

運用利回り3%で月1万円を30年間積み立てると、約94.4万円の節税効果があり、合計で約832万円になります。

  • 運用利回り1%との差:約412万円
  • 運用利回り3%との差:約249万円

運用利回りが高くなるほど、 リスク が高くなる傾向があります。年利5%は現実的な利回りといわれていますが、年利は上がったり下がったりを繰り返しています。目標資金額をもとに定期的に資産配分の 見直し をしましょう。

iDeCoは手数料に要注意!

iDeCoは運用益を非課税で受け取れ、所得控除が使えるので、効率的に老後資産形成ができます。しかし、口座の運営・運用には手数料がかかるので注意が必要です。

1回分の手数料は安くても、何十年も積み重ねると大きな金額になります。SBI証券や楽天証券などは口座管理手数料が最安値の171円です。iDeCoの長期運用には、手数料が安い金融機関を選びましょう。

iDeCoの平均利回りはどれくらい?


利回り とは、投資元本に対する収益の割合のことです。下記の計算式で求められます。

利回り(%)=(分配金 + 譲渡損益)÷投資元本×100

投資信託などで運用すると、利回りは1年を通して変動しています。 平均利回り とは、それらを平均して、「1年あたりどのぐらいの割合ずつ増えているのか」を表すものです。

iDeCoでは、平均利回りが3~5%の商品がもっとも多くなっています。iDeCoの運用商品394本における過去5年間の平均は4.03%という調査結果があります。

ご自身の リスク許容度 を考慮しながら、安定して利益を得られる運用計画を立てましょう。

iDeCo運用で利回りの目標の決め方


資産運用の シミュレーション ができるサイトを利用すると、簡単に目標の運用利回りを計算できます。金融庁の資産運用シミュレーションがおすすめです。

  • 60歳までにいくら準備したいか「目標金額」を決めること
  • 「運用利回り」を決めること
  • 運用利回りに見合った「資産配分」を考えること
  • 定期的に資産配分のチェックと見直しをすること

資産配分 を考えるために、まずはリスクとリターンの関係を理解しておきましょう。

利回りに関するiDeCoのメリット


利回りに関するiDeCoのメリットは下記の通りです。

①運用益非課税だから利回りが良い

通常の運用では、投資信託や預金で運用益や利息が出た場合、税金がかかります。一方、iDeCoで運用した場合には、運用益が 非課税 になります。

つまり、iDeCoは運用益が非課税で受け取れるので利回りが良いのです。


運用益課税
iDeCo10万円0円
通常の運用10万円20,315円

iDeCoは 長期運用 を基本とした老後資金準備のための制度なので、運用益非課税による効果が大きくなります。運用期間によっては、通常の投資信託で運用した場合と比較して、非常に大きな差が出る場合があります。

    実質コストがもっとも安いファンドは
  • 会社員:30歳
  • 月額掛金:23,000円
  • 運用利回り:3%
  • 運用期間:30年

通常は約102万円の税金がかかりますが、iDeCoでは運用益が 非課税 になります。約1,340万円がそのまま得られるので、効率よく老後資金が貯められます

②所得控除で実質利回りが上がる

iDeCoは、掛金が全額所得控除されます。課税所得が減るため、当年分の所得税と翌年分の住民税が軽減されます。

通常の運用では所得控除が受けられないので、同じ利回りで運用した場合、iDeCoで長期運用する方が 実質利回り が上がります。

SBI証券にあるiDeCo運用商品のトータルリターンランキング


ネット証券の最大手 SBI証券 にあるi DeCo運用商品(元本変動型)のトータルリターンランキングを紹介します。(2022年4月5日現在)

実質コストがもっとも安いファンドは
順位ファンド名トータルリターン
(1年)
1三井住友DS-三井住友・DC外国リートインデックス
ファンド
29.43%
2三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
25.93%
3SBI-EXE-i先進国株式ファンド21.39%
4三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式
インデックス
21.13%
5ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
インデックスファンド
21.01%
6ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス
20.94%
7三井住友TAM-DC外国株式インデックスファンド20.24%
8大和-iFree NYダウ・インデックス19.54%
9ラッセル-ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
(DC向け)
18.75%
10三菱UFJ国際-eMAXIS 実質コストがもっとも安いファンドは Slim 全世界株式
(除く日本)
17.04%

iDeCoの投資商品の平均利回りは3~5%ですので、ランキング1~10位の銘柄はいずれも高いパフォーマンスを出しているといえます。

ただし、リターンとリスクは表裏一体です。 リスク許容度 を考慮した上で運用商品を選びましょう。

iDeCoで運用益が発生したときによくある質問


iDeCoで運用益が発生した時のよくある質問を下記にまとめました。

  • 総合口座とiDeCoで実質利回りはどれくらい異なる?
  • スイッチングしたら今までの運用益はどうなる?
  • 転職して企業型に移す場合今までの運用益はどうなる?

運用益が非課税になることがiDeCoのメリットです。掛金の全額所得税控除とともに最大限活用して、効率よく老後資金を作りましょう。

よくある質問①総合口座とiDeCoで実質利回りはどれくらい異なる?

  • 預金が元本割れしない
  • 1つの口座で「受け取り・支払い・貯める・借りる」が可能

逆に、総合口座のデメリットは「金利の低さ」です。銀行によって差がありますが、普通預金なら年率0.01%~0.02%、定期預金なら0.025~0.13%が目安となります。

一方、iDeCoの元本確保型の定期預金で運用する場合、利子が 実質コストがもっとも安いファンドは 非課税 になります。掛金の全額 所得控除 の効果は大きく、総合口座よりもiDeCoで運用する方が実質利回りが良くなります。

よくある質問②スイッチングしたら今までの運用益はどうなる?

iDeCoの スイッチング とは、資産配分を変更することです。それまでの運用益のバランスを組み替えることを指します。

iDeCoの運用は長期投資が基本となります。短期的にスイッチングを繰り返すより、年1回を目安に資産配分を見直すことをおすすめします。

残高全体における資産配分のバランスに偏りができた場合に、もとの資産配分に 調整 実質コストがもっとも安いファンドは することがスイッチングの主な役割となります。

よくある質問③転職して企業型に移す場合今までの運用益はどうなる?

2022年10月の法改正によって、iDeCoと企業型DCの 同時加入 が可能となります。

同時加入する場合

iDeCoをそのまま継続する場合、企業型DCには会社掛金を積み立て、iDeCoに自分で掛金を積み立てしていくことによって、ダブルで老後資金作りができます。

同時加入しない場合

それまでの運用益をiDeCoにおいておく場合、引き続き 口座管理料 が徴収されます。新たな拠出はできませんが、運用は継続されます。毎年、管理料分だけ資産が目減りしていきます。

下記の人以外は、iDeCoに積みあがっている年金資産は企業型DCへ移すのが一般的です。

まとめ:iDeCoを最大限活用するならマネーキャリアで無料相談!


運用益が非課税で受け取れ、掛金が全額所得控除になるiDeCoは老後資金形成の力強い味方です。

iDeCoを最大限活用したい方には、マネーキャリアの 無料相談 がおすすめです!マネーキャリアのFP相談は、納得いくまで何度でも無料です。

老後資金形成のためのiDeCoは長期運用を基本としています。iDeCoを最大限活用できるかどうかは、できるだけ早く始めることがカギとなります。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の実質コストを解説【2022年】

投信ファンド分析

この記事では、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の 実質コスト について紹介します。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、最も人気のある投資信託の一つです。

2021年4月〜2022年4月の1年間の運用実績から、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の「実質コスト」が報告されましたので、内容を解説していきます。

【結論】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の実質コストは「0.112%」

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の最新の実質コストは、 「0.112%/年」 となりました。

最近、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の2021年4月27日〜2022年4月25日(第4期決算)の運用報告書が発表されました。

eMAXIS Slim 実質コストがもっとも安いファンドは 米国株式(S&P500)の実質コストは以下の通りです。

運用期間実質コスト
第1期0.23%
第2期0.15%
第3期0.12%
第4期:最新
(2021/4~2022/4)
0.実質コストがもっとも安いファンドは 112%
信託報酬0.0968%

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の最新の実質コストは「0.112%」であり、「信託報酬 + 約0.015%」となっています。

そもそもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは?

そもそもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について、もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の内容を分析し、メリット・デメリットを解説します。S&P500指数は長期投資にメリットがある投資対象で、eMAXIS Slimは低コストのメリットがある投資信託です。他、銘柄やチャート、仕組み、デメリットについて初心者にも分かりやすく紹介します。

運用報告書から実質コストを解説(2022年4月度)

では最近のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の運用報告書の中身を詳しくみていきましょう。

運用報告書から実質コストを確認する

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の最新の手数料は、以下の通りです。

項目金額比率
1. 信託報酬17円0.097%
(0.0968%)
2. 売買委託手数料0円0.004%
3. 有価証券取引税1円0.000%
4. その他費用2円0.実質コストがもっとも安いファンドは 011%
5. 合計
(実質コスト)
20円 0.112%

表をみると、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入すると、全ての手数料を合わせて「0.112%」かかっていることがわかります。

この「0.112%」がeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の「実質コスト」になります。

17542円 × 0.112% = 19.647円 =20円

この20円が、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入した際にかかる手数料になります。

つまり、私たちがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を「17542円分」購入したとすると、このうち20円は手数料で取られますが、残りの「17542-20=17522円分」が運用されることになります。

たった20円、されど20円、考え方や捉え方は人それぞれですが、 少なくともeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、国内の投資信託の中ではトップクラスに安い手数料になっています。

カタログに記載の手数料「信託報酬」との差

実際に、SBI証券でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のページを見ると、信託報酬は「0.0968%以内」と記載されています。

項目金額比率
1. 信託報酬17円0.実質コストがもっとも安いファンドは 097%
(0.0968%)
2. 売買委託手数料0円0.004%
3. 有価証券取引税1円0.000%
4. その他費用2円0.011%
5. 合計
(実質コスト)
20円 0.112%
2+3+4 3円 0.015%

つまりeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の運用コストは、

信託報酬:0.0968%(0.097%) + 実質コストがもっとも安いファンドは 隠れコスト:0.015% = 0.112%

eMAXIS Slim米国株式 vs 実質コストがもっとも安いファンドは SBI・V・S&P500

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の実質コストが0.112%とわかりました。

eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500
信託報酬0.0968%0.0938%
実質コスト0.112%0.110%

ちなみにSBI・V・S&P500の方は、SBI証券やマネックス証券で購入できますが、楽天証券では購入できません。もし楽天証券や他の証券会社でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で運用しているのであれば、そのままで問題ないレベルと言えます。

私はSBI証券・マネックス証券がメイン口座なので、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドもeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も両方利用しています。

eMAXIS Slim 米国株式を買うときのおすすめ

今回紹介したeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で資産を運用する場合、0.112%/年の実質コストがかかることがわかりました。

その中でも、三井住友カード(NL)をSBI証券に連動させて、投資信託をカード決済にて購入すると、カード決済した金額の 0.5%~1.0%がポイント還元される といった大きなメリットがあります。

0.5%~1.0%のポイント還元なので、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の数年分の実質コストをポイント還元として受けることができます。

スタンダードカードゴールドカード
年会費0円5,500円
SBI証券での還元率0.5%1.0%

eMAXIS Slim 実質コストがもっとも安いファンドは 米国株式(S&P500)を活用し、これから資産運用を検討している方は、必ず 三井住友カード(NL) を利用し投資することをおすすめいたします。

\ 三井住友カード(NL) で投資信託へ投資しよう /

この記事では、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の実質コストを解説しました。

さらに実際のコストを少しでも下げたい方は、SBI証券×三井住友カード(NL)の組み合わせを利用することで、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の購入金額の0.5~1.0%をポイント還元を受けることが出来ます。

実質コストがもっとも安いファンドは

世界各国の様々な資産に分散投資を行ないます。

  1. 主として、米国のバンガードが設定するインデックス型の投資信託証券に投資を行ない、実質的に世界各国の様々な資産(以下、「実質的な投資対象資産」という場合があります。)に分散投資を行ないます。
  2. 実質コストがもっとも安いファンドは
  3. 実質的な投資対象資産は、日本株式、米国株式、欧州株式、アジア太平洋地域(日本を除く)の株式、新興国株式、日本債券、米国債券、米国短期インフレ連動国債、欧州(ユーロ圏)債券、新興国債券、米国の不動産投資信託証券(REIT(不動産関連企業の株式を含む))、世界(米国を除く)のREIT(不動産関連企業の株式を含む)とします。資産配分は、信託財産の純資産総額に対し株式55%、債券35%、REIT10%を目安とします。
  4. 実質的な投資対象資産の期待収益率やリスク水準、投資環境等を勘案した上で投資信託証券の選定及び組入比率の決定を行ないます。

外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないません。

  • ニューヨークの銀行の休業日
  • ニューヨーク証券取引所の休業日
  • アイルランドの銀行の休業日
  • アイリッシュ証券取引所の休業日

株価変動リスク

金利変動(公社債等の価格変動)リスク

REITの価格変動リスク

流動性リスク

信用リスク

カントリー・リスク

為替リスク

手数料について

お客様に直接ご負担していただく費用

購入時手数料 ありません。
換金(解約)手数料 ありません。
信託財産留保額 ありません。

保有期間中に間接的にご負担いただく費用

当ファンドの信託報酬総額 純資産総額に 年0.5335%(税抜年0.485%) の率を乗じて得た金額とします。

投資対象とする投資信託証券 投資対象とする投資信託証券における運用管理費用等(概算)は 年0.09%程度 となります。

実質的な負担 信託報酬に投資対象とする投資信託証券の運用管理費用等(概算)を加えた 実質コストがもっとも安いファンドは 年0.6235%程度(税込) となり、実際の組入状況により変動します。また、投資対象とする投資信託証券の変更等により今後変更となる場合があります。

投資対象ファンド

おまかせ運用サービスの中には、米国に上場しているETF(上場投資信託)を投資対象とするものもありますが、楽ラップでは国内の投資信託を投資対象としています。
米国上場のETFは低コストの資産として知られていますが、運用成果とは別に、投資家自身が、購入・換金するときの為替の影響を気にする必要があります。
楽ラップでは、為替の動きも運用成果の一部として考え、「為替ヘッジあり」の投資信託にも投資しているので、為替の影響も含めて資産運用をおまかせすることができます。

投資対象ファンド一覧表

実質コストがもっとも安いファンドは 実質コストがもっとも安いファンドは 実質コストがもっとも安いファンドは 実質コストがもっとも安いファンドは 実質コストがもっとも安いファンドは 実質コストがもっとも安いファンドは
アセットクラス サブアセットクラス 銘柄名 運用管理
費用※1
信託財産
留保額※2
国内株式 国内株式 ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 0.1870% 0.05%
外国株式 先進国株式 ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 0.2200% 0.30%
たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> 0.2200% 0.00%
先進国株式
(為替ヘッジあり)
ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2420%0.30%
新興国株式 ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 0.3190% 0.25%
たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 0.3190% 0.00%
国内債券 国内債券 ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430% 0.05%
外国債券 先進国債券 ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 0.1870% 0.05%
たわらノーロード 実質コストがもっとも安いファンドは 先進国債券<ラップ向け> 0.1870% 0.00%
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 0.2970% 0.30%
先進国債券
(為替ヘッジあり)
ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.2200% 0.05%
ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 0.3190% 0.30%
楽天・米国社債1-5年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375%※30.00%
楽天・米国社債5-10年インデックス(為替ヘッジ)ファンド(ラップ向け) 0.1375%※4 0.00%
楽天・USハイイールド社債インデックス(為替ヘッジ)ファンド<ラップ向け> 0.33%※5 0.00%
新興国債券 ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 0.1320%※6 0.05%
REIT 国内リート たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 0.2805%0.00%
先進国リート たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 0.3300% 0.00%
  • 2021年4月20日現在
  • 目論見書をご覧いただく場合は、ファンド名をクリックし、ファンド詳細ページに掲載の目論見書を確認ください。
  • ファンドの運用や管理にかかる費用であり、ファンドの資産から支払われます。費用は、実質的には投資家が間接的に負担します。(すべて税込・年率)
  • ファンドを償還以外のタイミングで換金する場合にかかる費用。ファンドを換金する際には、ファンドが保有する資産を売却するのに必要な資金を換金する投資家に求める仕組みです。徴収された金額はファンドの資産となるため、ファンドの運用上はプラスに働きます。
  • 実質的な運用管理費用(ファンドが投資する他のファンドの運用管理費用等を加えたもの)は、信託財産の0.1875%程度(税込・年率)です。
  • 実質的な運用管理費用(ファンドが投資する他のファンドの運用管理費用等を加えたもの)は、信託財産の0.1875%程度(税込・年率)です。
  • 実質的な運用管理費用(ファンドが投資する他のファンドの運用管理費用等を加えたもの)は、最大で信託財産の0.48%(概算)(税込・年率)です。
  • 実質的な運用管理費用(ファンドが投資する他のファンドの運用管理費用等を加えたもの)は、最大で信託財産の0.682%(概算)(税込・年率)です。

楽天証券ラップサービスは、国内投資信託および外国投資信託等を主な投資対象として運用を行うため、投資元本は保証されるものではなく、これを割り込むことがあります。
また、お客様には運用にかかる費用等をご負担いただきます。費用等には、直接ご負担いただく費用(投資顧問料(投資一任フィー)及び管理手数料(ラップフィー))と、間接的にご負担いただく費用(投資対象に係る費用)があります。
楽天証券ラップサービスの手数料体系には固定報酬型と成功報酬併用型があり、固定報酬型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.715%(税込・年率)、成功報酬併用型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.605%(税込・年率)+運用益の積み上げ額の5.50%(税込)となります。このほかに間接的にご負担いただく費用は、投資信託では運用管理費用として、信託報酬 (最大で信託財産の0.330%(概算)(税込・年率)。但し、楽天証券ラップサービスで投資する投資信託が投資対象とする他の投資信託の信託報酬等を加えた実質的な運用管理費用は最大で信託財産の0.682%(概算)(税込・年率)です。)、信託財産留保額(最大で信託財産の0.30%(概算))、その他費用をご負担いただきます。
これらの費用の合計額および上限額については、資産配分比率、運用状況、運用実績等に応じて異なるため、具体的な金額・計算方法を記載することができません。詳しくは、契約締結前交付書面および目論見書等でご確認ください。なお、楽天証券ラップサービスにはクーリング・オフ制度は適用されません。
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